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  • iQOO 13レビュー:癖はあるが完成度は高い

    iQOO 13レビュー:癖はあるが完成度は高い

    皆さんどうも、みりすです。本ブログ三記事目となります、これからもよろしくお願いします。

    今回はiQOO 13というvivoのゲーミングブランド、iQOOから出されたフラグシップモデルの大陸版(中国版)をレビューしていきます。

    This is 何

    先程のまえがきの欄でも話しましたがもう一度丁寧に説明していきます。

    iQOOとはvivoから発表されたゲーミングブランドであり、同シリーズはハイスペックなゲーミングスマホでありながらカメラやバッテリー、デザインその他様々な点で妥協せずにコスパよく販売しています。残念ながら筆者はvivoを触ったのが当機種が初めてなので比較はできませんが初めてのvivoを検討している人の参考になればと思います。

    それでは初めて行きます。

    iQOO 13の外観

    画面側です。ベゼルは細い方でフルフラットです。パンチホールも小さいです。

    背面側です。デザインはかなり良く気に入ってます。BMWコラボモデルで青黒赤のワンポイントの模様がシンプル感を引き出していて好きです。カメラ周りも四眼に見せているライトのよくある構成でそれでもよく纏まっています。

    上側です。マイクとスピーカーです。スピーカーの音質はGalaxyレベルで良くはないが悪くもない、言わば及第点です。

    側面です。音量ボタン、電源ボタン共に押しやすい位置で特に不満もないです。

    下側です。SiMスロットとマイク、ポート、スピーカーです。USB 3.2 Gen 2に対応しており高速のデータ通信が可能です。共に120Wの超高速受電でかなり発熱はしますが20分ほどで100%になります。快適です。

    nanoSiMを二枚使用可能です。Esimは非対応となります。

    iQOO 13の特徴

    次はiQOO 13の特徴です。三つほど紹介します。

    OriginOS

    筆者的にvivoを代表するものの一つと思っています。

    前情報ではかなり好き嫌いが別れるとの事でしたが筆者はそこまで嫌いではありませんでした。なんならアニメーションやUIがかなり凝っておりその凝り具合はColorOS超えと思っています。個人的にはアニメーションに一番驚きました。

    自動消灯の時、AODにモードを移行する際のですね。あれはもう脱帽です。

    また、ホームもなかなかによく出来ています。ホーム画面設定のUIが結構面白く設定のしがいがあります。

    また、vivoのGMSの導入は比較的簡単で、公式ストアに落ちているのでそれをダウンロードするだけで大丈夫です。

    Snapdragon 8 Elite

    iQOO 13を買う理由の大部分を占めてると思います、恒例の8 Elite。詳しくはAce 5 Proの記事で解説したので省略しますが統合版マインクラフトの推奨チャンク表示は12チャンクとなっており、あのApple M1チップ相当となっています。すごい。

    カメラ周りが光る

    それだけです。特に言及することもないです。かっこいいだけです。だがそれがいい。

    iQOO 13のすきなところ

    超音波式指紋認証

    この端末の指紋認証はそこら辺の超音波式とは違います。Galaxy等にも超音波式は載っていますがこれは筆者が体験してきた超音波式のどのスマホよりも早いです。一瞬。

    これはかなり有利な点となるでしょう。

    通知

    大陸版のOPPOスマホはいろいろ設定しなければ通知が来ませんがvivoはそんなことありません。最初から通知が来ます。しかし、こないこともあるので自動起動とバックグラウンドのバッテリー消費の最大という設定にすればよいでしょう。

    NFC

    この機種の隠れ優秀ポイントです。NFCがFeliCa並みに早いです。これほどのNFCアンテナを少なくとも筆者は見たことがないです。

    公称ではアンテナは360°、読み取り成功率は96%を超えています。

    iQOO 13のイマイチなのころ

    ランチャー

    二番目にイマイチなところです。なんで最近の企業は使わせてくれないんでしょうか? 筆者はNiagara Launcherでないとストレスが溜まる人間です。故にLauncherが使えないと不満が貯まります。まあまだ我慢ができるの我慢しています。この点は改善して欲しいですね。

    カメラ

    全世代のiQOO 12は6400万画素の光学3倍ペリスコープ望遠が搭載されていましたが当機種では削除。ペリスコープすら載るっていません。最大ズームも100倍から30倍に落ちています。正直ズームはどうでもいいですがペリスコープ望遠がないのはかなり痛いですね。

    BLU

    これです。最も不満な点です。BLUなしの中華UIなぞストレスしか溜まりません。ですが、vivoはほぼ全ての端末でBLUを実行するためのコマンドをまるっと削除しています。故にできません。不快です。Rootを取らせてください。

    実性能

    Snapdragon 8 Eliteです。8 Elite 最安レベルのAce 5 Proと比べてチューニングがしっかりしているのかかなり伸びてます。これは非冷却です。

    筆者のブログでは冷却なんてしながらゲームをしないため冷却スコアなど乗せません。

    Y700を購入し、スマホでゲームをしなくなったので比較をできないのは申し訳ないです。

    余裕があれば次回以降のレビューではやっていきます。

    まとめ

    筆者として、当機種に対しての感想は『vivoじゃなければ』です。

    前述したBLU、Launcherなどのソフトウェア面での不満しかありません。ハードウェアの完成度はかなり高く、素晴らしいです。しかし、OriginOSは人を選びますしなかなか厳しいものがあり、癖が強いです。

    vivoの端末は自分の手に合うのか、というのを一度手にとって確かめてみるのが一番かもしれません。

    ということで今回はiQOO 13をレビューしました。次回もよろしくお願いします。

    ではまた。

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    ※引用画像はハイパーリンク埋め込み済み

  • OnePlus Ace5 Proレビュー  :  8Elite搭載、破格のコスパ機

    OnePlus Ace5 Proレビュー : 8Elite搭載、破格のコスパ機

    皆さんこんにちは、はじめまして、みりすです。今回が初めてのきのこ通信でのまともな記事になります。これからも随時更新していく予定でいますので、これからもよろしくお願います。

    ということで、今回はOnePlusから新しく発売されたAce 5 Proを3週間ほどメインで使用してきたレビューを書いていきます。

    This is 何

    OnePlus が2024年12月26日に発表した『OnePlus Ace 5 』シリーズの最上位モデルがOnePlus Ace 5 Proです。

    執筆時点で入れ替わってしまいましたがつい先日まではQualcomm社の最新スマートフォン向けSoC、Snapdragon 8 Eliteを積んだスマートフォンの中で最安でした。その価格は最小構成12GB/256GBでなんと2999元、現在のレートで税別約62000円とかなりの破格で購入することが可能です。税込でも70000円もあれば確実に買えます。最も、この2999元というのは京東(ジンドン)のセール時の価格であり、通常時の価格は3399元で、税別約70000円程ですね。確実に買うなら今となります。

    Ace 5 Proの特徴

    個人的にAce 5 Proの特徴と思っているを挙げていきます。

    外観

    背面はスリガラスのマットな質感で落ち着いてます。手触り、デザインどちらともよくOnePlusのロゴとAceの文字がワンポイントでかなり良いです。

    側面は金属フレームにより背面に負けない質感です。

    左側面にはスライダーがあり、着信音、バイブ、サイレントの3種類から選べるiPhoneのようなものになっており即時ミュートができる点が素晴らしく使い勝手がいいです。

    上部は赤外線センサーとマイクがあります。

    下部にはスピーカー、Simスロット、最大100W充電に対応したUSB2.0ポート、マイクがあります。付属の充電器に日本では80wが出せるSuperVOOCに対応した充電器が付属してますので安心して急速充電を使用できます。

    カメラはそれぞれ広角50MP、超広角8MP、マクロ2MPが乗っています。詳しくは後述します。ライトは明るく不便なく使えます。

    右側面は電源ボタンと音量ボタンといういつも通りの構成です。

    中華系あるあるですがもちろんフィルム及びケースは付属しているのでそのまま使えます。それらの質感も良いので筆者はそれを使い続けています。

    即時BLU

    OnePlusの特徴になってしまいますがこれを外すことはできません。即時BLUができる、これはかなりの利点になります。

    そもそもとして大陸版(中国版)OPPO系列のColorOSには色々と制約があります。通知を受け取るための自動起動とタスクロックが各5個までしか設定できなかったり、ダウンロードができないアプリがあったりとなかなか不便です。なのでBLUをしてRootを取り、OPPO系列カスタムLSPosedモジュールのLuckyToolを使うことでその問題を解決できます。大陸版OPPO系列のColorOSを使う上で必須だと筆者は考えてます。

    Snapdragon 8 Elite

    引用元:https://www.qualcomm.com/products/mobile/snapdragon/smartphones/snapdragon-8-series-mobile-platforms/snapdragon-8-elite-mobile-platform

    これは外せませんよね、Qualcomm社が開発した現状スマートフォン向けSoCの中で最も強い性能を持つチップ、8 Elite。

    崩スタや原神、学マスを最高設定60fpsでスムーズに動かすことのできる数少ないSoCです。プライムコア2つに膨大なL2キャッシュが強みでL2キャッシュに至ってはデスクトップCPUのいくつかを超えるレベルの24MBが備えられています。これを載せてあの値段なので皆さん買うべきでしょう。

    Hasselblad

    これは購入してから気づいたのですが、Aceシリーズにも関わらずOnePlus数字シリーズのようにHasselblad監修カメラがありました。

    そのため、思ったよりも広角カメラは使えます。広角カメラのセンサーがIMX906というのもあると思います。ここだけ見ればFind x 8と同格なので凄まじいですが、超広角とマクロは画素数が低いですし、センサーもイマイチなのであまり期待しないようにしましょう。

    2025年3月12日追記

    HasselbladはLuckyToolによる偽物でした、申し訳ございません。

    しかし、Hasselbladフィルターの一部を使うことはできますので広角カメラはfind X8と同等レベルに使うことはできるかと思います。後ほどfind X8 Proですが軽い比較をしています。

    Ace 5 Proのお気に入りなところ

    ランチャーアプリが使用可能

    ここはOSによって変わってきます。find x 7 ultraのColorOSはランチャーアプリがうまく使えませんでしたが、OnePlusのColorOSは使用可能でした。ここはかなり良い点です。

    筆者はランチャーアプリが使えないと非常にストレスが溜まる人間でFind x7 ultraを使用していた時はかなりイライラしました。なので、その点を危惧してましたが杞憂で何よりでした。

    バッテリー周り

    8 Elite機に共通することらしいですが電池持ちがかなりいいです。Realme neo7の7000mah並に良いです。物理的には6100mahしか乗ってないですが体感はそれ以上と思います。

    Whooとか言う電池持ち最悪アプリを常駐させていてもそこまで悪いという感覚がないのでその持ち用は恐るべきものです。

    また、100wという本物の急速充電に対応してるので二十分ほどで80%まで充電することができます。筆者は80%に電荷制限をかけているのでさらに充電時間は短くなります。

    他にも、バイパス充電に対応しておりバッテリーの劣化を気にせず充電しながらの使用が可能になっています。LuckyToolを使用することでコンパネからバイパス充電を有効にすることもできます。かなり便利です。

    実性能

    この機種を購入する最大の理由ですよね、8 Elite。冷却なんてしないので無冷却Antutuしか載せませんがそれでもD9300+とあまり変わらず少し落胆しました。

    ですが、Antutuなど所詮は指標。大事なのは実性能ですよ。

    筆者が主にプレイするのは崩壊:スターレイル。Snapdragon 8 Gen 2 For Galaxyだと最高設定ではプレイが厳しいレベルのカクカク具合、Dimensity 9300+は最高設定60fpsでヌルヌル。では、8 Eliteは?

    最高設定120fpsで少しカクつきがでてくる程度で凄まじい性能を見せてくれました。lyb Fream Generaterを使用して120fpsにしていますがD9300+でもカクついていた花火の必殺技の部分でもfpsをそこまで下げず、カクつくことなく走りきれています。これはQOLが爆上がりです。

    Ace 5 Proの残念なところ

    カメラ

    まあ廉価帯にカメラを求めるのは酷なことをしていると自覚はありますがrealme GT 7 Proはカメラも妥協レベルなのでせめて超広角とマクロはどちらとも8MPを載せて欲しかったです。

    IMX902のメイン広角カメラはかなりしっかり撮れます。いくつかの作例も載せておきます。

    FFさんよりAce 5 ProとFind X8 Proとの比較をしていただいたのでそちらの画像も貼っておきます。

    こちらはフィルターありですね。

    Root化

    これは大陸版ColorOSに通ずるのですが、大陸版のOPPO系列のOSは何かと不便が多くRoot化をし、LuckyToolを使わなければロクにメイン機として使うことができません。

    そして、Root化をするにはboot.imgを使いますがそれも配布場所が少なく信頼性のあるところを探すところから始まります。なのでAce 5 Proは発売されて日が浅いので難しい部分が多いです。この記事をみてAce 5 Proを購入する方は少ないかもしれませんがboot.imgの配布されているTelegramを貼っておきます。

    https://t.me/OnePlusAce3VandAce5Pro

    まとめ

    メイン機、カメラ機を別に購入した人やカメラが広角のみで良いという人が8 Eliteを求めてという用途には一番オススメします。くれぐれもAceシリーズ、つまり廉価モデルのスマホにフラグシップを求めてはいけません。例として軽さやオール50MPのカメラや対応バンドですね。

    まあAce5 Proは何故かn79に対応してますが。

    ということで初の記事となるAce 5 Proのレビューでした。次はY700 2025、もしくはまた別のスマホとなるかもしれません。

    ではまた。

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